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徳島市川内町流通センター67
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社長インタビュー

斎徳の歴史を教えてください。

斎徳の創業は明治5年(1872年)です。2012年でちょうど創業140年に当たります。
創業の地は、現在徳島ワシントンホテルプラザが建っている、徳島市大道1丁目で、当家の斎藤徳蔵が内外砂糖問屋を始めました。
屋号の斎徳は、初代斎藤徳蔵の姓と名の一文字をとったもので、その後四代目までは、事業を引き継ぐと同時に斎藤徳蔵を襲名したそうです。 その後、昭和46年(1972年)に斎藤義人(5代目)が斎徳株式会社へと商号変更をし、代表取締役に就任いたしました。 昭和57年(1983年)には創業地から現在の徳島総合流通センターへ本社を移転しました。
平成18年(2006年)に私が代表取締役に就任しました。私で7代目になります。


砂糖の歴史は古く、砂糖が日本へ伝わったのは、今からおよそ1200年前の奈良時代の事で、当時の砂糖は、現在のような調味料としてではなく薬として用いられ、奈良の大仏に供えられる程貴重なものでした。 日本で砂糖栽培が始まったのは江戸8代将軍吉宗の時代だそうです。しかしながら、国内で生産される量はごく少なく、庶民には手の届かない大変貴重なものでした。
創業時には砂糖は大部分を輸入に頼っていて、日清戦争後に国内の砂糖生産は飛躍的に増加したそうです。
しかし明治・大正・昭和と時代が変遷しても、砂糖は貴重品であり、需要が供給を上回り、砂糖という商品そのものに競争力があったそうです。
その後第一次・第二次世界大戦と続く激動と混乱の歴史の中でも、砂糖問屋として「決してお客様に嘘をつかない」まじめな経営を行い、もちろん現在でもその方針は全社員が共有しています。


総合食品商社への取り組み

昭和46年頃からでしょうか、日本の食文化が大きく変遷したような気がします。
すなわち、日本人の嗜好がより欧米寄りになっていったということです。
これから来るであろう流れを先取りする形で、それまでのメイン商品であった砂糖・小麦粉以外の製菓・製パン材料の分野にも進出し、冷凍・冷蔵食品も幅広く取り扱い、総合食品商社としての礎を築いたわけです。
そのために設備投資も行い、品質管理が難しいとされているチョコレートやドライフルーツなど、品質保持のために低温倉庫も設けています。


3つの「斎徳基本則」と3つの信条

家業から企業へと発展を遂げ、その頃作られた基本原則が、3つの「斎徳基本則」と3つの信条です。
斎徳基本原則は、
・食品文化の向上と食品業界の発展に寄与する
・仕事を通じて品格を高める
・社員及び家族の幸せを築くため一歩一歩前進する
これに、「熱心 信義 始末」
の信条が加わり、現在の斎徳の経営の考え方や行動の基本スタイルとなっています。


お客様との信頼関係を大切にしたい

私は現在の斎徳があるのは、「お客様との長く続く信頼関係があってこそ」だと強く感じています。
オイルショックなど様々な環境の変化により、砂糖なども極めて品薄になった期間も何度かありましたが、お客様の信頼にお応えするために数量を確保し、不足しないよう奔走したと聞いています。
「売り惜しみをしてお客様にご迷惑をかけないこと、決して社会に背徳しないことを信念に、安全に安心して安定的に商品をお届けさせていただけたことは、今も私の誇りです。


ソリューション提案企業を目指して

斎徳の目指す企業の形はソリューション提案企業です。
すなわち、単なる食品材料問屋から、食品業界の進むべき姿を的確に捉え、未来へのソリューションを提案し、お客様をトータルにサポートすることのできる企業へと進化して行きたいと考えています。
そのためには受身型営業から創造型営業へと転換を図る必要があります。そのためにお客様とのコミュニーケーションを大切にし、お客様との信頼関係を強化し、社員ひとりひとりがお客様のニーズを把握しています。


これからもメーカー・仕入担当者がコミュニケーションを強化し、常にお客様の立場に立った思考・行動を起こせる企業にしていきたいと強く願っています。
そして、「斎徳にすべて任せよう」と言われる企業を目指して参ります。